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どうしようもないシナリオミッション
最悪です。おそらくエースコンバットを狙ったのでしょうが、明らかに難易度のバランスが破綻しています。
リアルを標榜しているにも関わらず、突然空間に沸いてくる敵機。全く攻撃せずにフラフラしている敵がいたかと思えば、ワープで出現したあげく、問答無用に必中ミサイルを撃ってきたりします。
難易度は3段階あり、ビギナーモードでは一定時間で弾が飛行中に無限に補給されますが、それでも難しいミッションが多いです。エースコンバットを狙うなら、爽快なミサイル乱射とすぐには落ちないダメージ制を採用するべきでした。とはいえ、ダメージゲージは興ざめなので敵ミサイルから受けるダメージに手を加えるべきだったと思います。
操作感がかなりリアルで制約が多いだけでも初心者は手を焼くはずですが、それに加えてミサイルの挙動がリアルで避けにくいためビギナーでも異常な難易度になっています。弾が無限でもあまり意味が無いのが実情です。
また、リアルなミサイル回避を強要するのであれば、せめてゲームバランスをとる目的でシナリオビギナーモードのみ全ての敵ミサイルにAIM-9P型(熱源のみを追うためフレアに簡単に引っかかる対戦でPのみにするとかなり楽しい)と同じ挙動の設定にする方法もあったはずです。ミサイル回避がかなり難しく、初心者は回避のコツを学ぶ前に嫌になってしまうでしょう。
もし敵ミサイルが中・長距離でも接近後にP型の特徴を持つようなレギュレーションであれば、説明書のセオリー通りの挙動で初心者でも簡単に回避でき、シナリオ攻略はもっと楽しいものになったはずです。
エキスパートモードはロックオンしてもかなりロストしやすく、レーダーレンジの設定などもビギナーとは違う設定になっているようなので、エキスパート以上から設定された本来のミサイル挙動・性能で十分だったと思います。そうすれば、ビギナーでシナリオクリアすればパラメータも上がるわけですし、自然にミサイル回避もうまくなっていく演出ができたでしょう。
個人的にはOverGのミサイルの挙動はとても気に入っているので、この挙動をゲームを楽しむ部分に巧く持っていく工夫が欲しかったところです。
さらにひどい作りなのがエキスパートをクリア後に出てくるヘルモード。
以前にも少し書きましたが、このモードをクリアするのに必要なのはただ単に敵の出現位置を覚えることと、何度撃ち落とされても諦めない忍耐力のみで、ゲームを遊ぶ事で習得されるプレイヤのゲーム熟練度がほとんど意味を為さない作りになっています。
役に立つのはミサイルの回避行動くらいですが、それとて効果は焼け石に水で、ただのクソ面白くもないバランス破綻の著しいシューティングゲームに成り果てています。
たとえば、機体の性能や搭載兵器を熟知して、ミッションごとに一つも漏らさず設定する必要があるとか、着陸など機体操作の熟練でミッション攻略がより有利になるとか、せめてミサイル回避だけはより確実なものにしておくとか、そういった配慮が全くなく面白みのかけらもありません。
さらに、何度やっても確実な攻略は難しく、クリアはかなり運に頼られます。タイトーはフライトゲームの形をしたギャンブルゲームを作ってくれました。
良い方に考えれば、当たるかどうか運頼みのミサイルを発射して、神に祈るパイロットの気持ちをシミュレートした、と言えるかもしれませんが、はっきり言って要りません。百歩譲って要るとしてもクリア後実績を一つだけ解除できるような最後の隠しモードでも良かったのでは?
また、目標達成ごとに新たな目標が出るミッションでは、ヘルモードに限らず一幕毎のチェックポイントで一時的にセーブするべきでしょう。これだけでクリアに必要な労力はかなり軽減されたはず。始めからミッションをやり直すポーズメニューも生きてきます。また、撃墜された後はいちいちリプレイせずに、すぐリトライできるようにもするべきでした。
ヘルモードは初め選べない隠しモードであることや、裏技でクリアしやすくなる別の攻略があるにせよ、ゲームの中のミッションとして提供するなら、どうしようもない理不尽さだけは感じさせない作りにするべきだったでしょう。プロとしてこういう作りのゲームを世に出す事は恥ずかしくはないんでしょうか?
シナリオモード以外は良くできている部分が多いだけに残念でなりません。
せっかくのキャラクターもムービーすらないドラマ性に掛ける演出で生かしきれておらず、戦争に参加する人間の苦悩や葛藤、生き様と行ったドラマを見せて欲しかったところです。ミッション中の音声は良かったと思いますが、演出はエースコンバット2程度かと思われます。ゲームとして楽しめるかという点においてはこの古いシューティングゲームにすら負けています。
余談ですがどうやらこのゲームの開発者は思い入れのあるF-1を使わせるためにシナリオミッションを作ったようです。
というのも、3つのモード通してシナリオミッションの敵の配置や動き方が同じで、何もしないでフラフラしている敵と、急に出現してミサイルを撃ってくる敵の動きから見て、どうもF-1でミッションをクリアできるように難易度調整されているような感じがします。シナリオの難易度はかなり個人的な思い入れから無理矢理作られているようです。
Live対戦ロビー周りの作りがおざなりすぎる
このゲームの開発陣は他のXbox Liveゲームを遊んだ事が無い、リサーチすらしていないと断言できるほど乱暴な作りになっています。
音声感知のマークが表示されず、誰がしゃべっているか分かりません。
部屋を検索しても部屋主の名前が表示されず、待ち合わせが非常にしづらいです。
プレイヤーマッチ・ランクマッチが分かれているのはまだしも、アリーナ・バーサスモードまで検索場所が分かれているため、検索には都合4つの場所で行わなければならず、非常に煩雑です。
Live参加時に必ず機体選択を強要されますが、機体・兵装の選択は部屋に入ってからの一度だけで十分です。機体・兵装選択でもそれほど時間は取られません。機体の準備にクロムハウンズほどはかかりません。鉄騎大戦に近いでしょう。
対戦のルール制限は機体のみで、個別の兵装の制限はできません。例えばP型ミサイルのみで対戦しようと思ってもX型の装備も可能なため、対戦ルール制限は参加者の良識にのみ委ねられます。
対戦マップが貧弱で景色以外のバリエーションが存在しません。シナリオであった大峡谷での対戦なら、深い谷間をくぐり抜けてどこに要るか分からない敵と緊迫した対戦ができたのではないでしょうか。対戦ルールも貧弱でアリーナモードでの2×4チームで再出撃ありの空中・地上攻撃と、バーサスモードでのリスポーンなしの4対4の空中戦のみです。しかもアリーナではマップは一つのみ。いろいろなマップで4対4のアリーナや再出撃ありのバーサス、8人でのバトルロイヤルなども実装して欲しかったです。
他のゲームにも言える事ですが、特にプレイヤーマッチでは一回ごとに部屋を解散する必要はありません。再集合が非常に面倒です。
開発者インタビューを見ると、対戦周りは苦労したとの事ですがその苦労がまざまざと目に浮かぶような作りです。あまりにも作りが荒すぎます。
ただ、対戦自体はとても楽しく、オフの操作感そのままに対戦する事ができ日本人同士ならラグは殆ど気にならないレベルで機銃戦も楽しめます。それだけに残念です。
初心者教習の切り捨て
初回限定版には30分のDVDが付属し、自衛隊機のエアリアルが見所です。着陸に関する教習もありますが、無いに等しい全く実用的ではない代物です。
前々作、前作のエナジーエアフォース、同エイムストライクは丁寧な教習モードがあったようですが、完全に省かれたOverGでは初心者はCCIP(オートモード)での爆弾の落とし方も分からないかもしれません。着陸の習得もかなり難しいでしょう。一昔前のフライトシムで悪戦苦闘した事をコンシューマゲームで思い出すとは思いませんでした。
以前はあったものが省かれたという事は必要ない(初心者は買わない)という考えがあったのかもしれませんが、やはり初心者への目配りは必要だったと思います。エナエアシリーズの教習を録画したものでも良いと思うので、せめて限定版のDVDには丁寧な教習を組み込む必要があったでしょう。
本当のマニアはPCのフライトシムを買います。家庭用ゲーム機でリアル系のフライトシムを出す意味はどこにあるのか、少し冷静に考えてみて欲しいと思います。自己満足のために作られたゲームと評価されても仕方ないでしょう。
バグが多すぎる
ありえません。製品版とは思えないバグの量です。長時間プレイでのフリーズは当たり前、対戦中、ミッションクリア後、リプレイ中、時と場所を選ばずフリーズ。プレイ成績のデータを見ると必ずフリーズするのにはあきれました。一番がっくり来たのはヘルモードミッション8をクリア後にフリーズし、ミッション8は2回もクリアするはめになりました。ミッション8は簡単な方なので何とかなりましたが。華麗にYF-23を仕留めたのに・・・orz
他にも稀にきちんと再現されないリプレイがあり、私の例ではクリアしたはずのミッションで自機が撃墜されているものがあります。華麗にガンキルしたのに・・・orz。
いくら360ロンチ直後とはいえ、ひどすぎない?・・・orz。
バグではないのですが、セーブしたリプレイファイルが多くなると読み出しに時間がかかり、セーブ・ロード両方で待たされます。80個ほどのリプレイファイルで読み出しから操作できるまで1分ほどかかります。せっかくカッコいいリプレイなのに、さっくり楽しめないというのはなんとも歯がゆいです。素人ですか?
後は、地上物に寄りすぎるとしょぼさが目立つという点もありますが、これはフラシムだとしょうがないかな。かなりがんばっている方だと私は思います。建物の林立する東京は飛んでるだけでも楽しいです。もうしばらくしたら、フラシムでも地上物に近づいても高解像度の絵を保つ技術が出てくるかもしれません。
まー、違いを出したかったんだと思いますよ・・・・・。
プライドっていうんですかね。
XBOXコントローラーのAとBが、PS2の○、×と配列違うとか、そんな意地張った違い。
コメントtnx!それより読んでくれてありがとう。リサーチに引っかかってくれれば良いんですけど。しっかり作ってあるところは作ってあるんでもうひと頑張り、だと思う。
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